道迷い発生から保護までの仕組み
1:道迷いの発生
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位置情報の検知とLINEによる通知
ビーコンタグを持った当事者がセンサー設置の自販機の近くを通ると、センサーがタグを検知し、その位置情報などがLINEで保護者に届きます。この情報を元に普段の生活での移動か、道迷いかを判断します。
捜索依頼
保護者が道迷いの発生を判断したら、まずは電話で捜索依頼とシステムスタートの相談をします。
平日日中:自治体の高齢者担当課
夜間および土日:警察署
電話連絡後、LINEのミマモライドで「さがす」と入力するとミマモライド捜索システムがスタートします。
2:捜索開始
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支援用webページ自動生成
ミマモライド捜索システムがスタートすると支援用webページが自動生成され、メールでURLを自治体の高齢者担当課、警察署、地域包括支援センターなどの関係機関へ送ります。
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情報の確認と共有
地図情報やLINEでやり取りされる情報(当日の服装、写真など)を元に捜索します。
■支援用webページ
ブラウザ上で確認できる一方向の情報ページです。
LINEでやり取りされる情報(当日の服装、写真など)も自動で更新されますが、情報を提供することはできません。■LINEのミマモライド捜索システム
LINEで双方向に情報共有できます。
当事者の方の写真や特徴、当日の服装に関する情報などをやり取りします。
3:発見と保護 捜索の終了
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発見と声掛け
捜索により当事者と思われる方を発見した際は、認知症の方々への接し方ノウハウを活用し、丁寧な声掛けを行います。
当事者本人の確認が取れた場合は、LINEで情報共有しましょう。 -
送り届けから捜索終了までの流れ
捜索の基本的なルールとしては、保護者に道迷い当事者を送り届けるまでで終了となります。
無事に送り届けることができた段階で、保護者はLINEに「おわり」と入力して捜索終了です。
以降はビーコンタグの位置情報は配信されなくなります。 -
支援用webページの削除
捜索終了後48時間以内に支援用webページは削除されます。